桜井哲夫「手塚治虫－時代と切り結ぶ表現者」（新書）
このオークションは終了しています
この商品よりも安い商品
![＜自己責任＞とは何か (講談社現代新書) / 桜井哲夫 [h14812]](https://auc-pctr.c.yimg.jp/i/auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0403/users/75ab89baa0487a7cc53e0b0330b870f0f6287bd9/i-img900x1200-1679169050dhfok6199747.jpg?pri=l&w=300&h=300&up=0&nf_src=sy&nf_path=images/auc/pc/top/image/1.0.3/na_170x170.png&nf_st=200)
今すぐ落札できる商品
商品情報
画像クリックで拡大できます
本人確認済
商品説明
支払い、配送
支払い方法
-
Yahoo!かんたん決済
- PayPay（残高）
- PayPay（クレジット）※旧あと払い
- クレジットカード
- PayPay銀行支払い
- 銀行振込（振込先：PayPay銀行）
- コンビニ支払い
配送方法と送料
- 送料負担
- 落札者
- 配送情報
-
- 発送元
- 香川県
- 発送開始
- 支払い手続きから3～7日で発送
- 海外発送
- 対応しません
日本に巨大な漫画文化を築き、つねにそのトップランナーとして疾走しつづけた手塚治虫。
アトム、レオ、0マン、火の鳥などのキャラクター、差別と反抗、生と死、歴史と正当性などのテーマ。
苛烈な戦後空間をくぐりぬけた天才の燃える作品宇宙に迫る。
近代日本最大の知的職人―ぼくが、個人的に興味をひかれたのは、
この作品の中で、創作者というものに対する手塚の考え方が提示されているとおもわれる部分だった。
一つは、ベートーヴェンにむかって、モーツァルトがつぎのようにいいはなつ場面である。
「新人というのは、自分で一番書きやすい作品をイソイソと持ってくる……
だが、こっちからこういうものを書けというテーマを与えると、
たいてい書けずに閉口する。そこがその新人の実力なんだ」
あたえられたテーマがどんなものであれ、自分はすべてこなしてきたぞ、という強烈な自負。
スポーツ物ならスポーツ物だけにかたまってしまう分業システムに安住しているマンガ家連中に対する痛烈な皮肉。
モーツァルトの口を借りた、近代日本における最大の知的職人たる手塚ならではの発言といえないだろうか。
講談社現代新書：定価550円。
桜井哲夫：1949年、栃木県生まれ。1973年、東京外国語大学フランス語科卒業。
1979年、東京大学大学院博士課程修了。
現在、東京経済大学教授。専攻は現代社会史、理論社会学。
主な著書に、『知職人の運命』『〈近代〉の意味――制度としての学校・工場』
『サン・イヴ街からの眺め』『思想としての60年代』『ことばを失った若者たち』などがある。
スマートレターまたはレターパックでの発送です。
スマートレターは荷物追跡できません。また、厚さ制限のためプチプチなしの簡易梱包になります。